鮎釣り 稚魚放流と漁場を守る 阿賀野川漁業協同組合 > 阿賀野川の紹介
阿賀野川は、新潟・福島・群馬の3県にまたがり、源流は栃木・福島県境の荒海山(1,580m)、上流の福島県側は阿賀川と呼ばれ、新潟県側より阿賀野川と呼ばれています。
阿賀野川の年間総流出量では、信濃川に次いで日本で2番目の川です。
阿賀野川の長さは210kmあり、日本で10番目の長さの川です。その長さは、磐越自動車道で新潟から会津若松、郡山を経て太平洋のいわきまで到達する距離に相当します。
阿賀川の流域は、いくつかの大きな支流に分かれており、有名な水源としては日橋川の猪苗代湖や、只見川の尾瀬沼があります。 福島県側の流域は、地形と豊富な水に恵まれ、日本有数の水力発電地帯となっています。また、鶴ケ城・白虎隊に代表される歴史と、磐梯山・猪苗代湖・尾瀬沼を中心とする景勝地に恵まれ、観光地帯として賑わっています。
新潟県内の流域は、山間部と馬下から河口までの平野部からなります。山間部では渓谷美を見ながらの舟下り、また、平野部では河川公園等の親水空間に人々が集い、親しまれています 。
※ 流路長 210km (日本で10番目)
※ 流域面積 7,710km2 (日本で8番目)
※ 流出量 129億m3 (日本で2番目)
※ 主な支流 只見川(福島)、奥川(福島)、実川、常浪川、新谷川、早出川
阿賀野川は新潟市横越(横雲橋)地点で0.6mg/l(平成16年のBOD75%値)で非常にきれいな水質です。阿賀野川の下流には、約70万人もの人々が暮らしていますが、このような立地条件のなかで、海に流れるまで全川を通じてきれいな水質というのは、全国的に見てもめずらしく、まさに「清流」と呼ぶにふさわしい河川です。
※BOD、BOD 75%値
(ビーオーディー)、(ビーオーディー75パーセントち)
BODは、Biochemical Oxygen Demandの頭文字をとったもので、日本語では「生物化学的酸素要求量」といいます。これは水中の有機物が微生物によって分解される時に消費される酸素の量で表され、数字が小さいほど水質がよいとされています。
75%値とは、年間観測データを良い方から並べて、上から75%目の数字です。
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